最初にこのカードでのミドル級タイトルマッチと聞いた時には正直、戸惑いました。
何故ならば、今のミドル級戦線を見ればタイトルマッチへの挑戦権を持っているべきなのは、
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラもしくはヒカルド・アローナだと思うからです。
ヒカルド・アローナは微妙な判定とは言え、一度チャンスを得ているので、
本来であればホジェリオしかいないはずだと思っていましたし、
きっとそうなるであろうとう期待と確信を持っていました。
が、後から他の方の意見を聞いたりして考えてみると、
なるほど、アメリカでのラスベガス大会2ということを考えると、
ホジェリオよりもダンヘンの方が良いということを理解することができました。
プライドファンとしては完全にホジェリオという意見の方も多いかと思います。
しかし、今度のラスベガス大会で必要なことは、
アメリカのMMA市場に食い込み、しっかりと立ち位置を確立することなのです。
そのように考えると、強いけど地味なホジェリオよりも、
現地のアメリカ人であるダンヘンの方が良いということです。
しかも、ダンヘンの場合、プライド初の現王者同士の対決というオマケ付きです。
これでダンヘンがシウバを倒せば、史上初のプライド二冠王者誕生という事になるのです。
話題性・アメリカでの盛り上がりを考えると、むしろダンヘンしか居ないだろうとう結論に達してしまうのです。
では、試合はどうなるかと考えると、
今回のシウバはお家芸の踏みつけを含め、グラウンド状態での蹴りによる頭部への攻撃ができないのです。
しかも、スタミナに難のあるダンヘン相手に1R10分ではなく、5分3Rと、時間的にも厳しい試合になるのです。
シウバの方にマイナス材料、ダンヘンには好材料が揃っている今回のタイトルマッチですが、
それでもシウバが勝つと予想します。
下の階級で戦ってきたダンヘンと上の階級で戦って来たヴァンダレイが、
それぞれ元の階級であるミドル級で戦うということには非常に興味があります。
スピードに慣れているのはダンヘン、パワーに慣れているのがヴァダレイって印象になるでしょうか。
ただし、ヴァンダレイの戦って来た相手がミルコ達なんですよね。
ヘビー級とは言え、スピードも鬼のような連中です。
となると、ここ2年ぐらいの相手を考えるとヴァンダレイの方が濃い練習して来たんじゃないかな?と思いますね。
しかし、それ以上にダンヘンではなくヴァンダレイに勝って欲しいという気持ちからこの予想というのが正しいかもしれないですね。
ミルコと無差別級グランプリ準決勝でドクターストップを無理矢理断って戦った男の中の男、
プライドが地上放映が無くなり危なくなったとしても「ノーギャラでもプライドでやる」と言った
本当の意味でのMr.プライド。
仮に負けてタイトルが無くなったとしても、Mr.プライドであることに変わりはありませんが、
ヴァンダレイには是非、タイトルを保守して貰いたいと心の底から思いますね。
そして、ヴァンダレイの引退時にショーグンとタイトルマッチって感じが理想ですね・・・(無理
アローナに破れ、ミドル級絶対王者ではなくなったヴァンダレイ・シウバ。
それでも、タイトルを賭けたリベンジマッチで勝利しミドル級の王者を防衛しました。
しかし、今回、王者陥落になってしまいました。
ヴァンダレイの動きも悪くはありませんでした。
ダンの調子が良く、ダンが強かっただけだと思います。
しかし、シウバは体調不良だったようではありますね。
前日に40度近い熱を出したとのことです。
それでもあれだけの動きができるのですから、大した男です。
ですが、流石に今回のダンを撃退するまでには到らなかったようですね。
日程もルールもかなり前から解っていた事なので、
がぶった時に膝を入れられればとか、体調不良とかは言い訳にしかなりません。
そして、本人もそのことを一言も口に出していませんしね。
本当に大した男だと思います。
そして、そのヴァンダレイを相手に、ドロドロの微妙な判定ではなく、
キッチリと意識を断ち切るKO勝ちをしたダンも流石だと思います。
プライド初の2冠王者の誕生ですね。
おそらく、今後のDSEの青写真としては、
まず夏辺りにダンVSショーグンのタイトルマッチ。
ここでショーグンが勝つようならそれで良し。
大晦日かその前の大会でダンのウェルター級王者としての防衛戦。
逆に、ショーグンを返り討ちにするようならば、
大晦日、三冠王者になるべく、ヒョードルVSダンのヘビー級タイトルマッチになるのではないでしょうか?
今年はダンヘンを中心にプライドは回って行きそうな感じですね。